法人方針

「努力 共感 発展」

めざす職員像
・自分の力を過信したり、逆に自信を失うことなく、常に努力し続けよう
・利用者、保護者に対して、そして職員間でも互いに共感的な理解、寄り添う気持ちを持とう
・利用者の成長、発展に遅れることなく、常に一歩先を見据えて導ける存在でいよう

理事長として願うこと
職員も人間です。いろいろなデコボコがあります。短所や長所があります。だからこそひとつのチームとして、みんなの長所を集めて、総力を結集して、日々子供たちの支援にあたらなければなりません。保護者の願いに耳を傾け、寄り添うことを、常に心の片隅においてください。

目指す子どもの姿
 私たちが支援しているのは、特別な子供たちではありません。個性豊かな、そして日常の中に困り感のある子どもたちです。
 私たち支援者には、「ふつう」や、「あたりまえ」というメガネにとらわれず、困っていることにいち早く気づく目が必要です。
 そしてまた、子どもたちの持っている力を引き出し、伸ばし、一人一人が生き生きと、自分らしく、自信をもって生きていけるように、寄り添い続ける必要もあります。

 自分や周囲の人を大切にできる子。
 自信を持って行動できる子。
 誰かのために働ける子。

 この、目指す子どもたちの姿は、障害のある、なしに関わらず、人が大人になるために必要な普遍的なものだと思います。そしてこの姿は、私たち大人のあるべき姿でもあります。
 人は本来、他者のために働き、他者の喜びを自分の喜びにできる生き物です。
 私たちが支援する子どもたちにも、誰かのために働き、誰かを喜ばせ、達成感や満足感、幸福感を味わう経験をたくさんさせてあげたいと願っています。
 私たちが子どもたちを支援していく中で受け取る、たくさんの達成感や満足感、幸福感と同じように。

どの子も世の光に
 これまでたくさんの人たちが、「この子らを世の光に」や、「この子らにも世の光を」など、
障害児に対するいろいろな考え方を述べています。けれど私はあえて、「どの子も」と言いたい。
 少子化、虐待、いじめ、など、日本が抱える現代社会の闇の深さを考えるとき、すべての子どもたちがこの世の光となるように、大人たちが今こそ襟を正すべきだと考えます。


                                    理事長  一戸 由佳


理事長プロフィール

社長

一戸 由佳
昭和44年生まれ 酉年 新潟県村上市生まれ 北海道札幌市育ち
青森県在住歴20年超

平成31年3月、准看護師免許取得できました。
趣味は読書と音楽鑑賞です。特にクラシック音楽やジャズが好きです。
でも実は…ボンジョビの大ファンなのです。


法人の名前について

 私たちの法人名はひらがなで『ありんこ』という小学生が初めて習うような名前。
 『たとえ小さなアリでも、たくさん集まって力を合わせれば、大きなゾウにも勝つことができるんだよ。』 子供のころ、こんなお話を大人から聞いたことはありませんか?法人を立ち上げる際に考えたのは、このことでした。
 一人一人の力は小さくても、同じ思いの人がたくさん集まって力を合わせれば、何か大きなことを成し遂げることが出来るのではないか。
 その願いを込めて私たちは『特定非営利活動(NPO)法人ありんこ』として活動しています。

 ちなみにこれを掲載するにあたり、出典元を確認してみました。元々のアリとゾウの話は、最初にゾウに助けられたアリが恩返しとして、ゾウが困っているときに今度はアリが助けるというお話でした。
 そしてアリがゾウを倒すという話は、どうやらビジネス戦略の話として語られることが多いということを初めて知り、とても驚きました。人の記憶とは曖昧なものですね…